バリアフリースケール

在宅医療・介護において歩行困難や立位困難な方の体重管理は大きな課題となります。

体重は栄養状態を知る重要な指標であり、体重が減少すると免疫力の低下を招くだけでなく、筋力の低下により嚥下障害も生じてきます。

今回もぐもぐクリニックでは一般の体重計では計測困難な方に対しリアルタイムな体重測定を可能にするため、訪問診療の器材として持ち運び可能な車いす用体重計「AD-6106R」を導入しました。

当院では2018年より体成分分析装置「InBody S10」を導入していますが、これに車いす用体重計を組み合わせることにより、嚥下障害における治療方針の決定や栄養指導をより精密に行えるようになります。

栄養状態の把握が難しい方の在宅での高精度測定が可能になりましたので、お困りの方はぜひご相談ください。

訪問診療での本格稼働は5月下旬からとなります。

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