ユマニチュード研修

3月2・3日に、国立病院機構東京医療センターで開催された「ユマニチュード研修」に参加しました。

ユマニチュード(Humanitude)とは、35年以上前にフランスの体育学の専門家イヴ・ジネストさんとロゼット・マレスコッティさんによって作られたコミュニケーションメソッドで、認知症など病気や年齢で様々な機能が低下し、他者に依存しなければならない状況になっても、最期の日まで尊厳を持って暮らせるよう「人間らしさ」を尊重する哲学に基づいています。

私達ケアする側が「あなたを大切に思っています」と伝えるにはテクニックが必要である事を学び、本人が「大切にされている」と感じられる事で円滑なコミュニケーションが可能になる事を知りました。

今回の研修を基礎にお一人お一人に合わせた施策と経験を積み重ね、患者様はもちろん、そのご家族も笑顔で回復を目指せるよう、これからのケアに生かしていきたいと思います。

とても分かりやすく指導をしてくださったインストラクターの方々とご関係者様に、心から感謝申し上げます。

もぐもぐクリニック 歯科衛生士　大島